ミニトマト(ステラミニ、ワーンミニ)栽培記録 R7「準備編」

トマト

R7年度は初めて種からの育苗にチャレンジ!

トマト育苗初心者でもなんとか育苗→収穫にまでこぎつけました!

設備投資はしましたが、数万円する育苗器を買わなくても育苗までたどり着けたので来年もこの方法でできそうです。

ホームセンターには売っていないレアな品種も収穫して食べられるなんて、夢が広がる!

育苗1年生の育苗記録を残しておきます。

まずは準備編です。

この時はまだ、ブログを考えていなかったため、写真がほとんど無いのが残念です。

トマトは5月のゴールデンウイーク頃に定植を目指しました。

冬の育苗の要!温室の準備

自然栽培といってもやはり季節外れの種まきには文明の利器の力を借りました。

今年はお試しだから温室は2段のものでいいかな、と思っていましたが来年以降も使うことを考えると3段のものにすればよかったなと思います。成功すると育てたいものが次から次にできてしまうのでスペースが足りません(;^_^A

3月種まきだとトマト育苗には保温が必須です。

育苗用に保温マットと簡易ビニール温室等で育苗環境を整えました。

作業時間は1時間くらいでした。

用意したもの

  • 3号ポット
  • 100均の水切りカゴ(水受けがついているもの)
  • 100均のガーデニング用ブルーシート(温室から垂れる水を受け止める)
  • 小型温度計(ポットに挿して土の温度を測る)
  • 防水寒暖計
  • 2段簡易温室
  • 緩衝材のプチプチ(温室の保温強化のために使用。通販の時に入っていたもの)
  • 20cm結束バンド(プチプチと温室の棚を固定)
  • 育苗箱&育苗カバー&育苗トレイ
  • 保温マット(温度調整可のもの1つ、調整不可のもの1つ)

↑完成形。下段に光が当たらないのでやっぱり3段を購入すればよかったです。

↑上段は光があたっていい感じ。棚は1段に育苗箱1つが入る大きさです。

↑100均のガーデニングシートが結露した水分を受け止めてくれました。

プチプチは棚と一緒に結束テープで固定して苗を取り出すときにガタガタしないようにして良かったです。

ミニトマトの種の準備

ミニトマトの種は固定種を選びました。(固定種は親と同じ形質を受け継いで次回種まきしても同じ作物が収穫可能な種です。F1や○○交配の種は種をとっても親と同じ作物にはなってくれません。)

ここから自家採取を続けることで自分の畑の環境に適した野菜たちを栽培します。

また、農薬や肥料によって影響を受けた種たちは本来の野菜がもっている生命力あふれる健康な種に戻していけます。

妊娠中、出産後すぐに購入して冷蔵庫で保管していた種たちでした。

野口種苗さんから購入したワーンミニトマト、ステラミニトマト共に冷蔵庫で保管していました。

しかし、ワーンミニトマトは発芽しましたが、ステラミニトマトは発芽しませんでした( ;∀;)ゴメンね

そのため急遽、松尾農園さんから購入しなおしました。

どこのネット通販でもそうなのですが、「まき時の種」は野口種苗さんだと注文が殺到して発送まで2週間待ちになっていたりするので心に決めた種類があったら早めの購入をおすすめします。

人気の種は売り切れとかもよくあります。

  • ステラミニトマト(松尾農園さんから購入)
  • ワーンミニトマト(野口種苗さんから購入:自然栽培の種)
松尾農園さんで購入:[ステラミニトマト2025追加購入]

↑松尾農園さんから2025年購入

野口種苗さんで購入:[ワーンミニトマト2024購入][ステラミニトマト2022購入]

↑野口種苗さんから[ワーンミニトマト2024年] [ステラミニトマト2022年]購入

育苗培土は畑の土のみ!

夏場、草が生い茂っていた場所の土を選んで3号ポットに入れました。

畑の土は元田んぼの土なので、かなり粘土質です。スコップで掘るとき、とても重たいです。

土に触ると指紋がくっきり付いちゃうくらいです。本来そんな湿っているときに作業はしないほうがいいのですが、今年は冬場雨の日が多く、土が乾燥する日がありませんでした。

種を埋めるときも少しでも強く押さえると粘土化してしまうので優しく土をかぶせました。(この時に何の種をまいたのかわかるようにラベルを貼るのを忘れないように。)

市販の育苗培土はふわふわなので、この違いが自然栽培の強い野菜を育てるのに一役買うのかもしれません。

土を入れたポットを持つときも力を入れて持つと粘土化するので、優~しくギュッと持たないように注意します。

催芽まきで試す

トマトの種を初めて播くので、土にまく前に催芽まきという手法もためしてみました。レタスでは試したことがあるけど、トマトはどうなるかドキドキ、ワクワク。

タッパーに濡らしたキッチンペーパーを入れて発芽温度まで温め、発根させてから一粒一粒土に埋めるという方法です。

↑トマトの写真がなかったので、これはレタスの催芽まき中の写真です。

発根したあとは三粒づつポットに播きました。

↑こんな感じで適温であれば発根します。

もう少し根が短いうちにポットに播いたほうが根が傷みにくいかもしれません。

メリット

  • 発根が確認できる
  • 確実に発根したものだけを植えることができる
  • 芽が出ないことへの心配が減る
  • 芽が出なかったとき早めの対策がとれる
  • 重なって植えないようにできるので間引きをしないように播ける

デメリット

  • 発根チェックを怠ると土に埋める時期を逃す
  • 植え時期を逃すと弱りやすい
  • 植える手間がある

ワーンミニトマトは発芽が確認できましたが、ステラミニトマトは発芽せず、、、でした。

このときはまだ保温マットが届いていなかったので、湯たんぽで保温をしていたのも良くなかったのかもしれません。

そのため、急いで新しい種を松尾農園さんから購入。自然栽培の種では無くなってしまったけれど、どうしてもステラミニトマトが食べてみたかったのでさらに自家採種を頑張ろうと思いました。

催芽まきをしていたから発芽率が悪いことを早く知ることができたので、対策を早めに取ることができました。試してみるものですね。

その後無事に、種が届きました。

新しい種なので発芽するだろうと、今度は直接ポットの土に播きました。

育苗編に続く

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