ミニトマトの収穫を毎日している今日この頃です。雨の降らなかった7月に対して8月上旬は雨の降る予報がちらほら。
7月中旬は伸び悩んでいた野菜たちは少し調子が出てきたような気がします。
そんな8月の自然栽培園の様子をお届けします。
酷暑干ばつの7月を乗り越えた畑

遠目で見るととっても緑が生い茂っています。よく見ると土はカサカサ。
草マルチと雑草の保水パワーで何とか持ちこたえている感じです。
毎日100ℓの水やりで何とかみんな酷暑をのりこえました。
8月栽培中の野菜たち
- ミニトマト(4種)
- ドワーフトマト(4種)
- えんぴつナス
- 白い丸さやオクラ
- エンサイ
- つるむらさき
- 春まき五寸ニンジン
- キャベツ
- レタス(2種)
- つるなしインゲン
- つるなしささげ
- ショウガ
- みょうが
- 赤ひげねぎ
- ごぼう
- サツマイモ
- 里芋
- スイートバジル
- きぬごしかぼちゃ
- ズッキーニ
- 大豆:ふくゆたか
畑メンバーはサツマイモが酷暑のためリタイヤ。とうが立ってきているものなど種取り用の野菜も栽培面積がないのでそのまま植わっています。
調子のいい野菜たち
ドワーフトマト
7月下旬からタバコガからの食害が激減しました!1つの株から200~300gの大玉トマトが3個前後収穫できています。

特に調子がいいのはスネイクバイトという種類で裂果にも強い品種です!cocoaのへたくそな水やりでも比較的きれいな実がとれています。

タバコガがトマトの肥毒を取り除いてくれたのでしょうか?
急に被害がなくなったのでびっくりしています。
肥料を使っていたころは一度被害が出始めると被害が止まることはなかったので、やはり肥料に虫たちは反応しているということが実感できました。
来年このトマトの種をまいて害虫被害が少なくなれば浄化が進んでいるってことなので、実感出来たらいいな~。
えんぴつなす
7月中旬まではニジュウヤホシテントウの葉の食害がひどく、まともな葉っぱを見つけるのが難しいほどでした。
8月初旬の今、毎日の水やりが功をそうした様で勢いが出てきました!
マメ科の「つるなしささげ」がコンパニオンプランツとして良い影響を与えてくれているのもあるかもしれません。


自然栽培は成長がゆっくりとはいえ、7月初旬なんかは「虫食いひどい&苗が小さく」て収穫は難しいかもしれない…なんてあきらめかけた時もありましたが、なんとか収穫できそうです(∩´∀`)∩ワーイ

このとおり、ちびナスも出来てきて収穫が待ち遠しいです。
でもまだ痛々しい食害の葉っぱが沢山あるので無理はさせられないと思い、一株に2つまでの着果に制限しています。
つるなしささげ
夏野菜のコンパニオンプランツとして良いかもしれないと今年はじめて栽培をした「つるなしささげ」も調子が良いです。

木村秋則さんの講習に一度参加させてもらったことがあって、その時は土を豊かにしてくれるのは「大豆」でないととアドバイスをいただいたので少し大豆も植わっていますが、自家採種の種が少量しかないためインゲンとささげがかなりたくさん植わっています。
けれど、なんだかナスもささげも一緒に勢いが良くなっているのでつるなしささげも結構窒素固定効果があるのではないかな?と体感的には思っています。
初めての栽培なのでそのサヤの長さにびっくり!

収穫時期もどの程度サヤが太くなったときがいいのか分からないので探り探りです。
一本にボリュームがあるのでインゲンよりコスパがいいかもしれないですね。
あと蟻がすごい花の先端についているので蜜が出ているのかもしれないですね。幸いアブラムシはついていないので安心して見ていられます。
調子の上がらない野菜たち
ミニトマト
7月中旬とはうって変わってミニトマトには勢いに陰りが見えてきました。
ステラミニトマトに至ってはほぼ枯れこんでしまった株が2株出てきています。

ワーンミニトマトも葉っぱが枯れてきてしまっています。
そしてオオタバコガも出てきました。数のわりに実はほとんど食べていません。どちらかというと茎や葉っぱを食べているようです。

路地のミニトマト栽培はひと月で収穫が終わることもあると分かってはいましたが、もうちょっと収穫させてもらえたら嬉しいんですが限界寸前ですね( ´゚д゚`)
実の大きさも1まわり小さくなってきました。雨が降らない影響となり疲れかな?と見ています。
あと、葉っぱに謎の黄色い粉(白ではない)がついているのでいったい何なのか気になります。
ズッキーニ
種取り用に実を着けてもらいましたが、株が弱ってしまったみたいで3本中3本みんなうどん粉病にかかってしまいました。

7月17日に受粉をさせたので、種ができるまでなんとか持ちこたえて欲しいです。一応予定では9月上旬に収穫予定なのですが心配しつつ見守ることしかできません。

毎日の水やりが悪かったのか、でも30℃を超える炎天下の畑では水やりは必須だったと思うので正解は何だったのでしょう?
時間の都合で早朝にしか水やりに行けなかったので、夕方に水やりをしていれば違った結果になっていたのかもしれません。
草も乾燥防止で生やしていましたがもう少し刈り込んだ方が良かったのか、来年にまた生かせるように忘れずにいたいと思います。
自家採種さえできればもう少し、うどん粉病に負けない株になってくれるかもしれないですね。
来年はもっと早めに種取り株を決めて気候もよく株も元気な時に種取りしたいと思います。
里芋
里芋はほんと元気がないです。水不足のために葉っぱが焼けてしまいました。

一応ミニトマトの陰になるように植えてはいるのですが、圧倒的な水不足ですね。

水やりもしてはいるのですが、焼け石に水で里芋の欲しい量をあげることはできていません。
サツマイモ
サツマイモは枯れてしまってもう1本も残っていません。
あの、どこでも育ってくれる強健な野菜が枯れることなんてあるんですね。勉強になりました。サツマイモさんごめんね(´;ω;`)
8月上旬の畑の感想
栄枯盛衰。7月と8月で調子のいい野菜が逆転したような感じになりました。暑さに強い野菜は元気よく実をつけてきだしているのでうれしい限りです。
紹介していませんでしたが、7月中旬に引き続きつるむらさきとエンサイも元気いっぱいです。
反対に調子の良かったミニトマトが枯れ始めてきているのでちょっと悲しいですがこの猛暑の中でよく頑張ってくれた方だと思います。
芋類は全然調子が良くないので今年はあまり期待せず、里芋は生きててくれるだけでラッキーと思うことにしました。
虫に関しては急にいなくなったり、急に現れたり自然の自浄作用を目の当たりにすることができて感動しました。来年どうなっていくのか楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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