せっかく野菜を育てるならたくさん収穫できたり、おいしい野菜を食べたいですよね。
自然栽培といえば固定種や在来種の野菜の栽培が大切になってきます。
何年も種取りをして付き合っていく野菜たち、種を探すにあたって情報はたくさん調べるけれど固定種ってなかなか情報が少ないなぁと思ったので、一意見として育てた固定種の食レポを書いてみます。
甘くて美味しいステラミニトマト

↑2025年7月6日収穫

見た目
丸くて赤い一般的なミニトマトです。赤いつやつやした色がかわいくて食卓やお弁当に入れるととっても料理がおいしそうに見えます!
大きさも一般的なミニトマトの大きさでお弁当にも入れやすいサイズ感でした。
私の畑では直径約2.5cm、12グラム前後のトマトがよく収穫できました。

味どんな味?
気になるステラミニトマトのお味のほうは...美味!!!
酸味もありつつも甘さが勝っていて、次から次へと手が伸びてしまうおいしさです。おそらく甘味を引き立たせるうま味があるためそこが美味しさのポイントだと思います。
産直で売っていた「フラガール」を最近食べましたが、勝るとも劣らない甘さを感じました!
フラガールは甘さを売りにしたF1品種のミニトマトですが、ステラミニトマトも負けていない甘さでフラガールよりは後味がさっぱりしていると感じました。
果肉もしっかりしていて、ジューシーでした。
種のジュルっと感とトマトらしい風味も楽しめます。
瑞々しいので加熱やドライよりはサラダやそのままおやつ感覚で食べるのが良いかと思います。
程よい酸味があるので棒棒鶏や冷やし中華などの料理によく合っていて美味しかったです。

皮はどんな感じ?
皮は普通の一般的なミニトマトという感じで、極端に硬い、柔らかいということはありませんでした。
2歳の子供がパクパク食べるのでそこまで気にするほどではないかなと思います。でも口の中にちょっと残るので、薄皮好きな人は気になるかも。
水不足の時はトマトは皮が厚くなりやすいので、少し気になるけど変に残る感じではないため私はそこまでマイナスではないかなと思います。
種取りをして来年も育てたいです(^▽^)/
育ててみた感想
そもそもステラミニトマトってどんなトマト?
味について書きましたがそもそもステラミニトマトってどんなトマトなのかきになりますよね。私は「ミニトマトの傑作」という言葉に惹かれました!
野口種苗さんによる説明を載せさせてもらいました。
野口のタネオンラインショップより引用
固定種ミニトマトの傑作ステラミニトマト
Stella Mini Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum var.cerasiforme
南米原産。近年、F1品種ばかりになったミニトマトの中で、1992年にタカヤマシードが発表した本種は、貴重な固定種ミニトマトである。
特徴
裂果が少なく、甘くて美味しい、有支柱型のミニトマト。赤く豊円形の果実は肉厚く、果重15グラム位。糖度8以上と甘い。一段果房で10~12果、4~6段では20果位着果する。
用途
生食。サラダ。
伝統野菜や固定種の種の通販|野口のタネ・野口種苗研究所日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように…と、願って始めた野口のタネ/野口種苗研究所のオンラインショップです。
発芽はどうだった?
2022年に買った種を3年冷蔵庫保存して播いたものは発芽しなかったものの新しく購入した種はほぼ100%発芽したので、保存が悪かっただけで、発芽適温にさえしてあげれば発芽しにくい種類ではないかな?と思います。
樹勢について
樹勢はそこまで旺盛という感じではなく、制御しやすく、暴れにくいという印象を受けました。
脇芽も生えるけれど、茎は太くなりすぎることもなかったです。見ようによっては少し弱々しく感じて大丈夫かなと心配にはなりました(;^ω^)

↑緑みどりしくて分かりにくいですが、太さ20㎜の支柱に対してこの茎の太さは華奢です。
2025年は例年より4月5月は気温が低くかつ1か月も梅雨明けが早かったためトマトの生育には寒すぎたり、暑すぎたりする厳しい気候でした。
それでもちゃんと実をつけてくれるステラミニトマトちゃん本当にありがとうございます。
気候のためか一段果房の実の数は4~7果といったところでした。茎の太さ的にもちょうどいい量かなと感じました。
収量は私の育て方ではシングル房が多かったです。(生育初期ニンニクと一緒に育てていて日当たりが悪かったのも原因かも(;^ω^))
鳥にとっても美味しいようで、早朝収穫に行くと食べられた痕跡をよく見ました。なので、収穫は完熟よりは早めにとっていました。それでも甘くて美味しかったです。

↑鳥や虫にも食べられますが鳥がいるから害虫も食べてくれるし、虫がいるから受粉をしてくれている、と思うと正当な報酬かなと思ったりもします。「くぅ~、あともうちょっとだったのに(泣)」と涙を流す時もありますけどッ
2025年7月時点では特別育てにくい感じはしませんでした。
さすが「固定種ミニトマトの傑作」と言われる程の甘味、酸味、うま味を兼ね備えたミニトマトでした。
最後まで読んでくださってありがとうございます!
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