ワーンミニトマトの食レポ

トマト

せっかく野菜を育てるならたくさん収穫できたり、おいしい野菜を食べたいですよね。

自然栽培といえば固定種や在来種の野菜の栽培が大切になってきます。

何年も種取りをして付き合っていく野菜たち、種を探すにあたって情報はたくさん調べるけれど固定種ってなかなか情報が少ないなぁと思ったので、一意見として育てた固定種の食レポを書いてみます。

さっぱりした甘さのミニトマト

↑2025年7月14日撮影

見た目

一般のミニトマトと同じ、赤くて丸いミニトマトです。食卓やお弁当に彩りをそえるにはぴったりです。

畑でこの色が見えるととってもテンションが上がります(o^―^o)

私の畑では直径約2.5cm、12グラム前後のトマトがよく収穫できました。

どんな味?

ワーンミニトマトのお味は...酸味と甘みが調和している美味しいミニトマト!

一般的なミニトマトかな?と一口目は思いましたが酸味の中に優しい甘さが感じられて後味がさっぱりしていて美味しいです。

アイコやフラガールのように酸味をあまり感じないタイプのトマトではなく、トマトらしい酸味も楽しめる品種かなと思いました。

完熟ちょい手前での収穫をしていたので、もっと完熟させればさっぱりした甘さが際立つミニトマトになるような気もします。

果肉はしっかり感じられ瑞々しかったです。

そのまま食べることもおすすめですが、冷やし中華やマリネなどの料理に合わせるのもおすすめです。

甘さをもっと感じたい人はステラミニトマト、さっぱりとした甘さを楽しみたい人はワーンミニトマトが味のうえではおすすめかなと思います。(糖度を求めるなら雨よけがあったほうがよりいいと思います。)

癖のないミニトマトなので安心して食べられます( *´艸`)

皮はどんな感じ?

一般的なミニトマトの皮の厚さかなと思います。普通です。

2歳の子供がパクパク食べていたので特別皮が残ってしまうという感じではないと思います。

薄皮を求める人には気になるかなと思いますが、私は極端に硬かったり、口の中に残ったりといった印象は受けませんでした。

育ててみた感想

そもそもワーンミニトマトってどんなトマト?

ワーンミニトマトってあまり聞いたことがないトマトだと思います。育てるにあたっても、どんなトマトか知るだけでも栽培モチベーションが変わります。

野口種苗さんの説明を載せさせてもらいました。

野口のタネオンラインショップより引用

大粒で甘いミニトマトワーンミニトマト

Waan Cherry Tomato / ナス科 Solanum lycopersicum

飛騨高山のポテンシャル農業研究所の奥田春男氏がが、F1品種より分離育成。

特徴

一代雑種の高糖度ミニトマトから自家採種し、数年がかりで固定したミニトマト。食味だけを追い求めた結果、直径約3センチの大粒になった。

用途

生食用ミニトマト。形質が固定されているので、種採りしても崩れません。数年選抜して自家採種すると、あなたの地方やあなたの栽培方法に合った品種に育ちます。

伝統野菜や固定種の種の通販|野口のタネ・野口種苗研究所
日本全国の家庭菜園で、旬の美味しい伝統野菜を、安全に育てるお手伝いができるように…と、願って始めた野口のタネ/野口種苗研究所のオンラインショップです。

「自家採種すると、あなたの地方やあなたの栽培方法に合った品種に育ちます。」って説明文すごいよくないですか?

「よっしゃ!私好みのミニトマトにしちゃるぞ~~!」と意気込んで購入しました(笑)

私が購入した種の袋には「ワーン」とはタイ語で「甘い」という意味です。とも書いてありました。

発芽について

発芽は素人の1年目でもできるくらいだったので難しくないと思います。発芽温度を保ってあげれればかわいい双葉が拝めると思います。

発芽時に種の皮が取れにくく双葉が広がりにくいということもありませんでした。

樹勢について

ワーンミニトマトは樹勢ものすごくいいです!

実の裂果耐性も2025年は雨の少ない年でしたが、3週間ぶりのまとまった雨が1日降り続いても裂果なし!

安心して育てられるくらい勢いもあって、茎もしっかりしています。

1株50㎝くらい伸びた頃に誘引時に誤って20㎝くらい先端を折ってしまったのですが、そのあと脇芽が伸びて完全復活しました!

実がなりはじめた今ではその株が一番樹勢がいいんじゃないかと思うくらいです。

果房もダブルやトリプルも多くみられ沢山の実がついています。(花が沢山出てくるのは株が弱っている時にもみられることがあるようですが、自然落花もそこまでなくて元気そうでした。肥料過多という症状も考えられますが、無肥料栽培なので可能性は低いと思います。)

それだけ実っても安心できる茎の太さです。

味も美味しいですがこの収穫量と丈夫さが魅力だなと思います。

野口種苗さんの説明では「直径3センチの大きさになった」と書かれていましたが、私の栽培技術では一般的なミニトマトの大きさのものが採れました。

使いやすいので私的には2.5cmくらいでうれしいのですが、今後自家採種を続けていくと実がもっと大きくなったりするのでしょうか?そこのところ気になります。

こういったバラツキも固定種ならではなので面白いですね。

でも畑に植えたすべての株がそうなのでバラツキというか私の畑ではこのサイズがベストだとワーンミニトマト達が判断したのかも。そう思うと植物の神秘を感じます。

うーん、でも2.5cmって四捨五入すると3cmになるな~、こんなものなのでしょうか??とにかく自家採種をして様子をみてみたいと思います!

最後まで読んで下さってありがとうございます。

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